前回の記事で紹介した高圧洗浄機ケルヒャーの4輪タイプですが、快適に洗車を楽しんでいたある日、問題が発生しました。
ケルヒャー最大の売りであるサイクロンジェットノズルが、サイクロンしなくなってしまったのです。

この記事は、ケルヒャーのサイクロンジェットノズルが回転しなくなって困った僕の体験談です。
サイクロンジェットノズルが回転しなくなった
その瞬間は突然やってきました。
爆音を鳴らしてサイクロンするのが魅力的だったのに、もはやその面影はなく、ただの水道ホースとなりました。
ちなみにこの動画、トリガーを引いたままなのに断続的にしか発射されない状況です。
サイクロンジェットノズルの回転を復活させるために試行錯誤
サイクロンジェットノズルの回転を復活させたい僕は早速インターネットで検索し、先人たちの知恵を借りることにします。
- ノズルを分解してグリスアップすれば回転が復活する
- ノズル内部の回転部分に切り込みを入れ、回転力をアップする
- ノズル内部のボールベアリングを露出させる加工をすることで回転を滑らかにする
いくつかの方法が出てきましたが、加工するのはちょっと気が引けるし自信がありません。
まずは分解してみることにしました。
ノズルの先端部分はネジ構造になっていて、少し力を入れて回すことで簡単に外れましたが、サイクロンの芸術的な放水の割にはシンプルな中身です。

緑の蓋のような部品も、真ん中の突起をペンチでつまんで引っ張ると取れました。
するといくつかの部品が顔を出します。

残念ながら僕のケルヒャーでは、グリスアップをしても回転は復活しませんでした。
グリスアップや加工の詳細については、他のサイトに色々情報がありますので、そちらを参考にしてください。
サイクロンジェットノズルの回転が復活した方法
ノズル部品の先端に針金を突っ込む
たったこれだけの対応で、サイクロンジェットノズルの回転が復活しました!
クリップを伸ばして、それをノズル部品の先っちょにグサッと突っ込みます。
クリップの太さとノズルの穴が見事にジャストサイズでするっと入りました。
この時、詰まっていた何かが押し出されたような手ごたえは感じませんでしたが、この対応が大正解となりサイクロンを取り戻したのです。

見事に復活したサイクロンジェットノズルの回転をご覧ください。
屋外掃除が苦痛から楽しみに変わりました
サイクロンジェットノズルの回転が復活したおかげで、年末大掃除の苦痛から解放されました。
コンクリートの汚れ落としも窓も網戸も、屋外掃除は全部これでやってます。
サイクロンジェットノズルの洗浄力はかなり強力なので、塗装がはがれたりコンクリートを傷める恐れがあります。
まとめ:サイクロンジェットノズルが回転しなくなってもあきらめないで
今回紹介した方法は、あくまでも「僕のケルヒャー」の解決方法にすぎません。
インターネットには様々な症状と解決方法が紹介されていますので、あなたのケルヒャーの症状に合った解決方法がきっと見つかるはずです。
最後に、サイクロンジェットノズルの分解や回転復活の考察を参考にさせていただいたサイトを紹介しておきます。
クリップを伸ばしてベアリングボールを取り出している写真があるのですが、これがヒントになりました!
ただしケルヒャーは分解を推奨していませんので、自己責任でお願いします。
色々試しても改善しない場合は潔く購入しましょう。